mineoを使い始めて10年が経ちました。契約当初は不安もありましたが、実際に使い続けてわかった良かった点、正直に感じている不満な点を、包み隠さずまとめておきます。
これから乗り換えを検討している方の参考になれば嬉しいです。

結論:料金は大きく下がったが、向き不向きはある
結論から言うと、料金面では大きなメリットがありました。以前契約していた大手キャリアでは、通話し放題プランとデータパックを組み合わせて、できるだけ安く抑えても月6,500〜7,000円前後かかっていましたが、mineoに乗り換えてからは月2,000〜3,000円程度です。
ただし、向き不向きはあります。特に通信速度は、時間帯によって気になる場面があります。詳しくは後述しますが、平日のお昼に外出先でスマホを使うことが多い方は、事前に知っておいた方が良いポイントだと思います。
わたしがmineoに乗り換えた理由
きっかけは、とある展示会でmineoのブースにたまたま立ち寄り、案内をもらったことでした。
当時、大手キャリアの通信料には不満がありましたが、「MVNO(格安SIM)」がよくわからず、なんとなく避けていました。展示会で直接話を聞けたことで不安が解消され、帰宅してすぐにその場でもらったチラシを見ながら申し込みました。
料金は実際にかなり安くなりました。わたしは通話し放題プランではなく、通話した分だけ料金が発生するプランを選んでいます。月によって変動はありますが、平均すると大手キャリア時代より月5,000円程度、年間では6万円ほど安くなった計算です。浮いたお金で新しい端末を買ったり、他のことに使えるようになったのは嬉しい変化でした。

大手キャリア時代は2年縛りで新しい端末を買い続けることに心理的な負担を感じていましたが、mineoにしてからは自分のペースで端末を買い替えられるようになりました。それまで使っていた端末も、そのまま使い続けられたのが良かったです。
決め手になったもう一つの理由は、「マイネ王」というユーザー同士の情報交換コミュニティの存在です。契約や設定でわからないことがあっても、同じ状況で困っている人の投稿を参考にできる安心感がありました。

実際に使って感じたメリット
料金が大幅に下がった
前述の通り、年間で6万円ほど節約できています。この金額は10年間積み重なっているので、振り返ると相当な差になっていると思います。
最低利用期間・違約金がない
契約期間の縛りがなく、違約金も発生しません。合わなければすぐにやめられる、という安心感があるのは大手キャリア時代にはなかった感覚でした。
docomo・au・SoftBank、好きな回線を選べる
mineoはトリプルキャリア対応で、docomo・au・SoftBankの回線から選んでプランを契約できます。わたしはドコモ回線のプランを選び、それまで使っていた端末をそのまま使い続けられました。
契約・サポートで困ったことがない
契約手続きや端末の設定は、公式サイトの案内に沿って進めるだけで、特別な知識がなくてもスムーズにできました。困ったときも、「マイネ王」で同じ悩みを持つ人の情報を探せば、大抵は解決の糸口が見つかります。
自分に合ったオプションだけ選んで、無駄なく使える
大手キャリア時代は「よくわからないままセットになっているオプション」に料金を払っていた気がしますが、mineoでは必要なものだけを選んで契約できるのも気に入っています。詳しくは後述します。
正直に感じているデメリット
お昼の時間帯は速度が落ちることがある
普段使いではほとんど気になりませんが、平日のお昼、特に外出先で使う場面では速度の低下を感じることがあります。検索結果をタップしてからページが開くまで数秒待つことがあり、急いでいるときはストレスに感じることもあります。
土日はそこまで気になりません。夕方の時間帯も速度が落ちるという話を聞きますが、わたし個人はあまり実感していません。
ちなみに、データ通信の速度と通話品質は別物です。通話について途切れや聞こえにくさを感じたことはなく、不満はあくまでデータ通信の速度面に限られます。
大手キャリアのような手厚い店舗サポートはない
mineoショップなどの直営店は東京・大阪など主要都市に限られ、数は多くありません。
ヨドバシカメラなどの量販店でも申し込み自体はできますが、こちらは新規契約の窓口という位置づけで、契約後のサポートは基本的に受けられません。
困ったときのサポート面では、店舗よりもWeb・マイネ王を頼る場面が多くなると思います。
キャリア独自のポイント還元は基本的にない
大手キャリアで貯まるような、独自のポイント経済圏には入っていません。ポイント還元を重視する方にとっては、この点はデメリットに感じるかもしれません。
通話は従量課金orかけ放題
mineoの通話料金は、契約プラン自体には含まれておらず、通話オプションを別途選ぶ仕組みになっています。
わたしは通話した分だけ料金が発生するプランを選んでいますが、電話をよく使う方向けに「10分かけ放題」「時間無制限かけ放題」といった定額オプションも用意されているので、通話の頻度に応じて選べます。
実際に使っているオプション・サービス(10年選んで残ったもの)
10年使ってきた中で、今でも継続して使っているオプション・サービスを紹介します。
mineoでんわ
通話料を節約できるオプションです。専用アプリから発信すると、電話番号の先頭に「0063」というプレフィックス番号が自動で付き、通常22円/30秒の通話料が10円/30秒になります。かけ放題の定額オプションを付けない方には、これはかなりおすすめです。
LaLaCall(ララコール)
固定電話への通話料がかなり安くなるIP電話サービスです。公式サイトで確認したところ、月額429円(税抜390円)で、一般加入電話への通話が3分8.8円(通常3分132円)、携帯電話への通話も30秒8.8円(通常30秒22円)とかなりお得になります。LaLaCall同士の通話は無料で、毎月550円分の無料通話も付いています。
自分専用の「050」から始まるIP電話番号がもらえるのも地味に便利です。メインの電話番号を登録したくないサービスへの登録用電話番号として使う、といった使い方もできます。また、LaLaCallのメッセージ機能(画像・動画の送付含む)はパケット通信料がかからないのも助かるポイントです。
会社や病院、学校や幼稚園など、固定電話によく連絡する機会がある方には特におすすめです。請求もmineoの利用料金と一緒にまとまるので、管理の手間も増えません。
フリータンク
mineoユーザー全員でデータ容量を分け合える無料の仕組みです。データが余った月は寄付し、逆に足りない月は毎月21日〜末日の期間に最大1GBまで無料で引き出せます。データ容量に余裕がある月に寄付しておくと、後で自分が困ったときに助けてもらえる、という助け合いの仕組みです。
パケットシェア
使い切れずに繰り越したデータ容量を、登録したメンバー間で分け合えるサービスです。最大10回線まで登録できるので、家族間はもちろん、スマホとタブレットの2台持ちで自分自身の間でデータを融通する、といった使い方もできます。
こんな人にはmineoが向いている
これまでの体験を踏まえると、以下のような方には向いていると思います。
- 今、大手キャリアの料金の高さに不満を感じている方
- Webで自分で情報を調べながら手続きを進めることに抵抗がない方
- 普段は自宅や職場のWi-Fi環境で過ごすことが多く、外出先での通信速度をそこまでシビアに求めない方
- 格安SIMに興味はあるけれど、実際どうなのか不安に感じている方(わたしも最初はそうでした)
逆に、外出先での通信速度を最優先したい方、店舗での対面サポートを重視したい方は、事前によく検討することをおすすめします。
mineoを始めるには
このサイトでは、mineoの紹介コードを公開しています。紹介URL経由でお申し込みいただくと、契約事務手数料が無料になるなどの特典があります。
くわしい使い方はこちらの記事で解説しています。
mineo紹介コードの使い方|申し込み手順を画像付きで解説
よくある質問
Q. 格安SIMへの乗り換えは難しい?
A. わたし自身、当初は不安がありましたが、実際にはWeb上の案内に沿って進めるだけでスムーズに手続きできました。わからないことは「マイネ王」などのコミュニティで調べられるので、思ったよりハードルは高くありません。
Q. サポートは大手キャリアより劣る?
A. 店舗数は少なく、対面サポートは限られますが、Web上の情報は豊富にあります。困ったときにインターネットで調べる、という進め方に抵抗がなければ、大きな問題にはならないと感じています。
Q. 通信速度はどれくらい遅い?
A. 普段使いでは気になりませんが、平日のお昼、外出先で使う場面では速度の低下を感じることがあります。詳しくは本文のデメリット欄で解説しています。
Q. 解約時に違約金はかかる?
A. mineoは最低利用期間の縛りがなく、違約金もかかりません。MNP転出手数料も無料です。